バレトンブラッシュアップでした

本日は、久々のバレトンのブラッシュアップでした。2枠続けての開催です。

やはり移動はフレディのプロパンツとジャンバーです。

そして研修時は、パーカーで防寒対策しつつです。

私のブラッシュアップは、基本受講者参加型です。私も基本受講者に質問をしますし、受講者からの質問もテーマにします。何故そうするのかと言うと、「自分で考える」ことをして欲しいからです。

結構多くの研修で、〇〇には△△!みたいな謳い文句で、一方的な知識の伝達をされます。そうすると、結局応用が効かないのですよね。物事の理屈の部分をすっ飛ばして、小手先の技術を伝えても。技術というものは、理屈の複合体な訳です。なので、理屈の部分を理解すると応用を利かせることが出来る訳です。

胴体の回旋動作を理解すれば、野球のバッティングにもゴルフのスイングにも活かせる、みたいなイメージでしょうか。

今回の1枠目は、コンディショニングについてでした。敢えて資料にはコンディショニングの例を、一切載せませんでした。参加者から、現場で起きるエラーを発表してもらい、全員でそのエラーの起きる原因と、それを解消する為には、どの様な手段があるのかをディスカッションしました。その手段こそコンディショニングです。勿論レッスンでの実施は難しい内容もありましたが、それは別の局面で活かす事も出来るでしょう。考え方を身に付ければ、それを基に自分で解決策を考えて提供する事が出来ます。コンディショニングとはそのようにして行うと良いのかな、と私は考えています。

昼休憩の後は、2枠目です。2枠目はウォームアップの総復習と、バリエーションの紹介でした。軽視されがちなウォームアップですが、レッスンで動く為の準備を行う為に、欠かせないパートです。個人的にはウォームアップには人並み以上のこだわりを持っているつもりです。ウォームアップで動ける為の身体を作らないと、そのレッスンで得られる効果は、半減するとすら感じます。つまり、ウォームアップが終わった時に、どの様な状態になっているべきか、という視点が必要です。そこに向けて、逆算で必要なエクササイズを入れ込む必要がある訳です。それもスムースに無理なく時間内に。そうなるとそれぞれのエクササイズの持つ意味、実施の方法など指導者は熟知し、適切なデモンストレーションと指導を行うことが必須です。意外とウォームアップって難しいんですよね、しっかり考えると。

こちらにも参加頂いた方は四苦八苦しつつも、ウォームアップを再構築して頂きました。

2枠ご参加の方は大変だったと思いますが、今回の内容を是非レッスンに活かして頂ければと思います。